何でもこのアンカ、「充電して繰り返して使う」ことをコンセプトとし、ニッケル水素充電池を内蔵し、約44℃になる強モードで約8時間、約40℃の弱モードで約10時間の動作が可能。しかもマイコンで温度制御を行なうため、低温やけどの心配がないらしい。また、電池が内蔵されたことにより、コードレスで使えるようになり、「就寝時はもちろん、冷房で冷えすぎのオフィス、屋外のスポーツ観戦など幅広く活用できる」とのこと。
そしてこの「eneloop anka」の最大の売りといってもいいと思いますが、なんとIPX4相当の防水性能を持ち(JIS IPX4とは「いかなる方向から水の飛沫を受けても有害な影響のないこと」)、屋外での使用時に雨が降ったときや、キッチン周りでの使用時にも安心して使えるというスグレもの。つまり就寝時の小さいお子さんのおねしょや愛犬のおしっこにも安心ということでこれから寒い季節を迎えるお母さん方にはなくてはならないものになりそうです。
主な仕様として
●本体寸法:長さ250×幅187×高さ33mm
●質量:約1.2kg
●表面温度×3:<弱モード>約40℃、<強モード>約44℃
●持続時間×4:<弱モード>約10時間、<強モード>約8時間
●充電時間:約3.5時間
●切タイマー:1時間/3時間
ただ、この「eneloop anka」、外出中や仕事中にはちょっとねって感じですけど、そこはそれ、SANYOさんも考えてますよ!そんな時には「eneloop kairo KIR-S2」、キターって感じでこれもかなりのスグレものですよ。前のタイプとの違いは、従来ホワイトだけだったカラーに、新たにブラックとピンクを追加、また充電時間を短縮(約5時間から約3時間へ)し、同時に弱モードでの使用時間も延長(約6時間から約7時間へ)。さらに電池残量を4段階で表示する機能も追加ってことでさらに使いやすくなって、ますます購買意欲をそそります。
しかし不満点も多少あります。例えば、この「eneloop kairo」は「使い捨てない」カイロが売りで約500回くり返し使用できることになっています。そりゃ500回も使えれば3〜4年ぐらいは持ちそうでスゴイなって思いますけど、500回使った後は結局使い捨てなんですよね・・・。できれば内蔵電池を交換できるようにしてほしかったです(もちろん安全面とかの問題もあるでしょうけど)あとこれから寒くなって、さらに仕事では年末に近づくほど残業をする機会が増える方が多いと思うので、使用時間も12時間ぐらいにしてほしかったと思います。
主な仕様として
●本体寸法:長さ84×幅62×高さ19mm
●質量:約80g●表面温度※1:弱モード 約39℃、強モード 約43℃
●持続時間※2:<弱モード>約7時間、<強モード>約5時間
●充電時間:約3時間
●切タイマー:なし